オヤジ、詳細な理由は全くわかりませんが、高層ビルにはりあうような形で凛として存在している隣の薬局がすごく印象的だったのです。
しかし、ある日、この建物の立て壊しをしていまして、 この光景を見て、なんともいえない寂しさがこみ上げてきてました。大切なものが壊されるように思えたのです。
オヤジ、しばし、その場にたたずんでしまいました。
解体作業中の様子。 ガラスとかを外しているのがわかりました。この光景、なんとも寂しいものです。 移転したのでしょうか。
何日後には、建物がまったくなくなってしまいまして、なにか歴史の一幕を見るようでした。
どのような理由かわからないのですが、さよなら薬局さん、いつまでも心のカメラに記憶しておきます。
コメント
コメント一覧 (9)
おそらく当時の景気であれば、かなりの大金を手にすることが出来たであろうに、売却を拒否した思いはさぞや強かったのだろうと思われます。
その薬局を経営していた老夫婦ですが、その数年後、ワタシが気付いた時には既に店を閉めておりました。
バブルが過ぎた今、ビルのテナントも寂しい感じのようですネ。
その辺が小学校時代の遊び場でした。
景気良かった時代に売ってると、かなりの大金だったようですね。
ビルの中の塾に友達が通ってた懐かしい記憶が蘇ります。
詳細な説明ありがとうございました。
そうですか、なにか想像していたとおりでした。
お金では買えないものを訴求したということですね。
とっても、伝わりました。
endyさん、 ご親切にありがとうございました。感謝です。
残念です。
時代の流れと言ってしまうのは
簡単ですが。
若い時の思い出、なんか伝わってきますねー。
>ぽやっとして、血色のよいちょっと歯の出たおじさんが笑いながらドリンク剤や頭痛薬を売ってくれました。
このシーン、みいこさんの若い頃とお店のご主人の様子を想像していました。
一度、ここで薬、買いたかったなー。
ほんと、ここがなくなるって寂しいですね。
こびることのない芯の通った、ひとつのシンボルのような存在でした。
残念です。
ここの並びの長屋みたいな3軒位店が入っている所にあった「亀勝食堂」のことを急に思い出しまして…この薬屋さんにも出前していて、おじさんが冷やしラーメンを店番しながら食べてたなぁ。モンチッチみたいなお姉さんが出前していて、ちっちゃいおばちゃんところっとしたお姉さんと料理上手な大将が家族でやってました。…何だか昔のことを急に思い出してしまった週末です(^^)酒の飲み過ぎかな?
このお店、ながいものにまかれろではなく、存在そのものが凛とした主張となり黙っていても聞こえてきました。
ともすれば日和りそうになる自分ですが、ここを通るごとに、こうでなきゃと奮いたたせてくれる象徴的な存在だったのです。
オヤジにとっての象徴がなくなりました。残念です!
こちらのご親戚の方からメールをいただきました。
ネットの力を改めて感じます。ありがとうございました。