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今日の新聞報道では、函館の保育施設でノロが発生したということが書かれていました。

少し前は、ノロウィルスで北斗市の学校給食が止まったというニュースが入ってきて、いよいよインフルエンザと共に、ノロウィルスも流行り始めめたと思ったものです。

昔は、牡蠣を食べて食中毒になったとか、腹痛を起こしたという話がありましたが、これは、十数年前からノロによるものということがわかったようです。

牡蠣といえば、オヤジの恩師は、3年のタイ赴任から、晴れて日本に戻る前日、普段は、現地では口にしなかった生牡蠣を最後だからといって食べて、とんでもない目にあったそうです。
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おっと、話を戻しますが、
では、何故、牡蠣がノロを引き起こすのでしょうか。
実は、ノロに感染した人間の排泄物、嘔吐物が海に流れて、これが混じった海水を牡蠣が大量に吸い込み、牡蠣にノロが蓄積されるというものです。
牡蠣は、大漁に海水を吸い込むのです。

牡蠣の体内では、ノロは繁殖しませんでして、人間の腸のみが繁殖させるのです。
そういう意味では、牡蠣は人間の被害を受けているということになりますね。
ノロの食中毒は、そういう意味では人間が元凶だったのです。
排泄物、嘔吐物の循環です。
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下水道処理施設の海水に流すところでは、ノロウィルスの量がハンパではないそうでして、このところは、根源から絶つということで、こちらの処理の研究がされているそうです。既に取り付けられているところもあるやに聞いています。 
函館市、北斗市の場合は、どうなんでしょうか。
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調べてみて、ちょっと面白かったのは、実は、血液型によってノロが感染しなかったのです。
なんとAB型の方は、感染しなかったそうです。 
と言っても、10数年前の話ですので、その間、ウィルスは変異をとげており、今では、この血液型の話は、関係なくなりました。
AB型の方、残念でした。
そうそう、ワクチンは、ウィルスがかなり変異をするようでして、現在の技術ではできないそうです。

牡蠣とノロの関係は、そう言うとビビるような内容ですが、しっかり火を通せば問題なしです。
実は、カキフライ、表面がカリっで、熱が通っていると思ってしまいますが、中身はレアですので、汚染された牡蠣の場合は危ないそうです。

こちらのサイトで、わかりやすく説明しています。

オヤジ、2年くらい前ですが某所でノロが発生しているのを知らずに入ってしまいまして、関係者をドギマギさせましたが、既に消毒されていたせいか無事でした。

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北斗市や知内で牡蠣をウリにしている施設では、リスクがあるので、生では提供していないようです。
函館の飲食店では、牡蠣を提供して、営業停止処分を受けたところもあります。

食べられる方は、”生牡蠣”のリスクを知らなきゃですが、オヤジ、そんなリスクがあるとは知らなかったのです。


でも、やっぱ生牡蠣がうまいんですよね〜。
これが、オヤジ的には、一番、美味いと思っています。
それでも、オヤジ、食べます。(^^)