これは少し前に書いてるんで、今はちょっとずっているかもです。
アメリカのトランプ大統領の中国のスマホメーカー HUAWEI(ファーウェイ)の締め出しがアナウンスされ、GOOGLEがその命を受け、アンドロイドOSはじめyoutube、GMAIL、マップなどのアプリをHUAWEIに対して提供しないというニュースが流れ日本でも騒ぎになっています。
オヤジ、ファーウェイのスマホ注文!
オヤジは、待望のHUAWEI のフラッグシップスマホの「P30 PRO」が先だって日本ではドコモが発売ということで、すぐさまWEBサイトで予約を入れていました。
上の写真は受け付けられたメールです。
この機種は、いまのところ世界で一番というスマホカメラを搭載しているんです。
このスマホを待ちに待っていました。
しかしニュースでは、国内で HUAWEIの新製品 p30を販売する通信キャリアは予約を中止し販売延期をも決定しました。
あちゃ〜、まずいです!
ドコモの対応がどうなるか気になるところです。
どうも今の雰囲気では入荷の連絡のメールは来ないかもです。
以下は、マニアックなんで興味のある方だけ。
そしてまとまっていませんのでお含みおきください。徒然なるままです。ペコリ
現代版の兵糧攻め?
今回の動きは、世界分業で構築されていたグローバルでのサプライチェーンが否が応でも見直されてきます。
世界分業体制で作っていた製品の供給を止めるということは、この件はある意味現代版の兵糧攻めのようかもしれません。
HUAWEIの副会長の逮捕もしていますし、このロジックは危険なトリガーになりかねません。
日本のサプライヤーも心配!
HUAWEIに対しては、日本だけで7200億円弱の電子部品が輸出されており、それらのメーカーも心配です。今後更に数字が拡大すると言われているマーケットですので、その影響も大きいと思います。
パナソニックはHUAWEIに対する輸出禁止を発表しました。
今回のアメリカの措置はすごい網がいっぱいかかっていて、パナとしてもそうせざるを得ない状況に追い込まれていて、これは アメリカに輸出をしている企業は追随するところが増えていくと思います。
サプライチェーンの組みなおしで
HUAWEIは、自分のところでkirinをはじめとしたCPUを自社で開発生産をしており独自OSも開発していて、兵糧攻めにも耐えることができそうです。
独自OSはアンドロイドのアプリ互換ということらしく今秋リリースという予定だったようです。
オヤジ思うに、多分、このOSは中国では通用してもヨーロッパ、日本では通用しないかもしれません。
スマホに関してはサプライチェーンの組みなおしで、アメリカ寄りの経済圏、中国寄りの経済圏に別れてくるような気がします。
そういう意味では、新たな冷戦構造時代のはじめかもしれません。
このアメリカと中国の戦いは長引きそうですが、 ひょっとして来年のアメリカ大統領選挙で終焉を迎えるかもしれません。
現在のところスマホの販売台数の世界1位はサムスン、2位がHUAWEI、3位がapppleなんです。最近、HUAWEIはappleを抜きました。
appleはこのところIphoneの販売が不振ですが、それでも中国のマーケットのシェアーは5位となっていて一定程度のマーケットを有しています。
最近のappleは、中国だけに限らず新しい機種は魅力的な”革新”がないので中国だけではなく購入控えが増えています。オヤジもそうです。
仮に中国がアメリカへの対抗策としてiphoneを禁止にすれば、中国でのマーケットがおそらくは 、ファーウェイ、OPPO、vivo、シャオミの中国メーカが支配していくものと思われます。
しかし中国ではスマホの普及率が頭打ちしているということもあり、HUAWEIにとっては大きな打撃というのは間違いありません。
HUAWEI幹部は火消しにやっきになっていますが、googleのアプリが使えないとなるとオヤジも購入は考えてしまいます。
そうそうappleは、移民政策にトランプ大統領に異を唱えているというオチもありますので、トランプ大統領はどうするかです。
いずれにしてもHUAWEIは政府と一体となって、対抗策そして対応をしていくものと思います。
どっちもどっちもの盗聴問題!
そうそう、アメリカでは今回の安全保障上問題と立前では言っていますが、スノーデン事件では、アメリカが国家単位で世界中の盗聴していることが明らかになりました。
中国は共産党支配で、情報を国家に提供せよとしています。
正直、どっちもどっちかな〜と思ってしまいます。
既にGAFAなどにより電話帳や購入履歴の個人情報は抜かれているので、個人的には、いまさらという思いでしょうか。
そうそうメールではPGP等の暗号化がもっと普及すべきではと思っていました。
今のシステムではザルすぎます。
がんばってほしい日本企業!
今回の問題はスマホだけではなく多岐にわたっていますが、スマホだけに限定していえば、中国、アメリカなんかよりは日本の企業がHUAWEIやappleなどをの企業を追い越してもらいたいと願っています。
HUAWEIの今回のp30 PROは4つのカメラのCMOSイメージセンサーは全てSony(ソニーセミコンダクタ)製を使っています。他メーカーにもカメラデバイスを供給しているSONY、一眼レフでも秀悦な技術をもっています。SONYのスマホ事業は赤字の連続で先だってはマーケットも相当にしぼり元気がないですが、SONY魂を発揮して、あっというようなスマホを発表してもらいたいものです。
世界のNO1シェアーは韓国のサムスンなんですから日本も 充分、チャンスはあるのではと思います。
世界のマーケットシェア2位のHUAWEIが、ここしばらくは打撃をうけるので他メーカーはビジネスチャンスかもしれません。
日の丸液晶ジャパンディスプレイは、各社の会社の枠を超えて液晶日本を守るべくして立ち上がりましたが、ちょっと残念な結果となってしまいました。
がしかし、ジャパンディスレイのような連合体で、日本のスマホメーカーが英知をしぼり世界に立ち向かえる余地があるかな〜と思うのでした。
巨大すぎる企業になっていた!
と書いたのですが、ググってみるとHUAWEIの社員数は18万人を超えていて、なんと45%がR&D(研究開発)の社員で、R&Dへの費用は約1兆7100億円となっています。
そして特許申請出願件数は2年連続で世界一となっています。
ちなみにappleはというと昨年で13万人の社員数で、R&Dの社員は探せれずでしたがR&Dへの投資額は約1.6兆円だということです。この投資額も凄いものです。
これだけの規模のところと競争するのは一企業だけでは厳しく壮大な展開が必要か、はたまた巨大となった陣営に立ち向かうのは難しいのでニッチなマーケット狙いとなってしまうのでしょうか。
技術立国日本、なんとか頑張ってもらいたいものです。
長くなりそうなのでやめます。
オヤジの戯言ということで、REはいりません。 ペコリ。