昨日、函館井芸術ホールで「加羽沢美濃・奥村愛・山田姉妹のジョイントコンサート」があり行ってみました。
クラシックのコンサートでしたが、知っている曲を多く演奏してくれて敷居を低くしてくれていたようです。
最初は加羽沢さんはバイオリンのバック演奏でしたが、それからピアノソロがはじまりショパンのメドレーでソロになりますが、彼女なんというオーラでしょうか。会場がビンと張り詰めた空気に変わります。
しなやかなで、やわらかな演奏は、オヤジがいつも聴くジャズとは全く異なった世界で、それはインパクトのあるものでした。
念願のカッチーニのアヴェ・マリアに感動!
最後のほうで演奏する思っていた「カッチーニのアヴェ・マリア」は前半で演奏され、静けさの中から始まる曲は素晴らしい旋律と柔らかなタッチで、これはもう鳥肌ものでした。
オヤジは、これを聴くためのコンサートに行ったと過言ではないのです。
というか、そのものズバリでした。(^^)
彼女の編曲は素晴らしく、いつもの聞きなれた曲も生演奏ならでは空気感、耳だけではなく体で感じる演奏はすばらしいもので格別なものでした。
残念ながら会場からは咳があったので、彼女の演奏意欲が気になりましたがそこはプロでした。
咳がでてた方は止まらずにお気の毒でした。
この曲、サビのところがどうもカットされたようで、オヤジ的にはもう少し時間をかけた演奏してもらいたかったかな思うのでした。
しかし、加羽沢美濃さんの憧れの生演奏のカッチーニのアベマリアを聴けて感動でした。(^^)
山田姉妹の歌声もすばらしい!
山田姉妹の歌声は初めて聴くのですが、双子姉妹で2卵性なので本人達も認めているようにあまり似ていませんがお二人とも美人です。
ソプラノで透き通る声は驚きで、お二人の息の合ったハーモニーはさすが双子姉妹と思ってしまいます。
澄み切った声は、なんとも心地いいもので聴かせてくれます。
コンサートの構成上でうまかったのが、初めは誰しもが知っているような曲を披露し後半にはお得意のオペラを歌い上げていたことです。
オペラの説明には4オクターブにも迫る声を発声するということで実際に音階を声でだし説明してくれました。ともすれば難しいオペラを噛みくだいて説明をしてくれたのでオヤジのようなわからないものにとっては、とてもありがたかったのです。
オヤジ、オペラだけは駄目でテレビ放送がオペラかかったらすぐチャンネル変更をしてしまうほどなのですが、今回の山田姉妹で少しオペラが近くなってきたような気がします。(^^)
山田姉妹をググってみると!
トルコ行進曲は、まるで楽器のようにレパートリーを展開し、まさしくブロ中のプロを実感させていただきました。
山田姉妹は、先輩に対する礼儀などもあり見ても性格がとても良さそうで、そして実力も折り紙つきで今後さらにブレイクしていくことは間違いないと思います。そうあってほしいと願っています。
一般的には由紀さおりさんらの安田兄弟の後釜でしょうか。
ググってみると、お二人とも音大の声楽科出身で姉の華(はな)さんは、ミス鎌倉だったそうです。ほんとベッピンさんです。
妹の麗(れい)さんは、金八先生に女優として出演していたようです。
彼女、国立音大の国立音楽大学声楽科、オペラソリストコース、共に首席卒業だそうです。すごいもんです。
とても、きれいな歌声です。
大満足のコンサートでした!
最後は、バイオリンの奥村愛さんの「モンティ チャールダーシュ」がとてもいい演奏だったのです。
これを書いて今、この曲をSpotifyで聴いて書いています。(^^)
15曲くらい聞いたのですが、川井郁子さんのが良かったかな。
残念ながら奥村さんのSpotifyにありませんでした。
山田姉妹はじめ今回のメンバーもいっぱい収録されていますので、これから聴きます。
こういうのもSpotifyのいいところです。
今回のコンサートは、とても素晴らしいもので十分すぎるほどの元を取りました。(笑)
帰りには本町で飲もうと思ったですが、すごい大雨で降られ断念しました。
残念で、これが心残りだったかな〜。笑
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コメント
コメント一覧 (2)
加羽沢さんのコンサートは、いつも”演奏を聴かせる”というより、”音楽を楽しんでもらう”というイメージがあります。
ご本人もとても楽しそうにピアノを演奏されていますよね。
奥山さんのヴァイオリンも山田姉妹の歌声も素晴らしくて、トークも盛りだくさんの楽しい音楽会という感じでした。
帰りの豪雨にもホントビックリ!
私はバスだったので、久し振りに傘をさしていてもビショビショになりました。夏で良かったです(笑)。
函館の飲み食いオヤジ
が
しました