先だって、坂田明トリオのJAZZコンサート、「渡来塵 北海道 Tour 2019」があり行ってみました。
bar木下酒店で開催され、会場はフルハウスで盛り上がりました。
坂田さんと懇意にしている函館の陶芸家、画家さんもいらしてました。
なんと坂田さんの肩にコオロギが!
今回のコンサートの曲目は、けっこう知っている曲でした。
店内は、とても暑いので聴く側もたいへんでしたが、なんたって演奏される方はハンパなくたいへんです。
にも関わらずの熱い演奏はすばらしいもので頭が下がります。
オヤジ、坂田さんのサックスを聴いていつも思うのは一音の凄さです。
最初のプッという音だけでプロの凄さを感じさせてくれます。
この上の写真は、休憩中に外に出た坂田さんの肩に”こおろぎ”がのってきたんです。
それを写すベースの水谷さん。
これは、いい思い出になったと思います。
みじんこが誘ったのでしょうか。(^^)
フリージャズの名曲「赤とんぼ」は?
ラストには、日本のフリージャズの名曲「赤とんぼ」の演奏で大好きな曲です。
いつものパターンは、あの懐かしいイントロのメロディーから180度変わっての激しいフリージャズの演奏となるのですが、今回は「赤とんぼ」のイントロから、いつから変わるんだろうと思って聴いていたオヤジは肩透かしでした。 (^^)
この曲でフリージャズのフレーズがなかったので残念かな。
この曲は、函館のフリーJAZZ奏者さんも絶賛し好きな曲だそうです。
次回の大町夜想でやらないかな〜。(^^)
リクエストで「ひまわり」の演奏!
最後はリクエストで「ひまわり」で、しっかりと応えてくれました。
黒田さんのピアノは、CDでの演奏から更に円熟味を増して柔らかく、そして気合入った演奏です。
坂田さんのサックスは、静けさの中にも熱いものを感じ、しみじみと聴かせてくれます。目を開けて見渡してみると、ほとんどの皆さんが頭を下げて目を閉じて聴きいっていたのです。
この曲は、何度聴いても聴いていますが今回もまた素晴らしい演奏でした。
実は「がんばらない」という本で有名な鎌田先生から坂田さんが誘われ被災したチェルノブイリに行ってきたそうです。そして施設でこの曲を演奏をしてそうです。
ここらの話は、こちらに掲載されています。
映画「ひまわり」では、事故前のチェルノブリが映画のシーンにでているということで詳しく語ってくれました。
この曲が入っているCDは、鎌田先生がレーベルを作りこのCDの収益金は、チェルノブイリや子供たちのために使われています。
音楽もそうですが、人間 坂田明さんも魅力的な方なんです。
けっこう坂田さんのCDは買っていて、ドネーションのこのCDも買っています。
坂田さんのCDは、こちらでの入手は難しかったので東京に行った時にタワーレコードなどで買っていました。

後ほど一緒に飲みに行った方から、民謡の伊藤多喜男さんとのバンドで坂田さんのバックの演奏は素晴らしいので是非聞いてみてということでした。
Sさんとの話はとても楽しいものでした、ありがとうございました。
この後の飲みは文が長くなったので別にしました。
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